原作者、監督コメント

原作:武田綾乃

原作小説を書かせて頂きました、武田綾乃と申します。
一巻を書いた際には自身の小説がアニメになるとは夢にも思っていなかったので、こうしてアニメの中で北宇治の面々の姿を見ることができて非常に嬉しいです。
どの子もみな可愛く描かれていて、放送が待ち遠しいです!
私も一視聴者として作品を楽しみたいと思います。

監督:石原立也

石原です。 日本のTVアニメにおいては、主人公が中高校生であるということが多いです。
それは視聴対象者のほとんどがその位の年齢層であるということが理由の一つだと思いますが描く方の気持ちとしては、やはり
「人間として一番面白い時期だから」
というのが大きいと思います。 心身ともに大きく変化していく時期でそれは花開く蕾や、昆虫の羽化をビデオの早回しで見るような面白さがあると思います。 さて本作の主人公の久美子も物語冒頭はややボンヤリと生きている女子高生ですが葉月、緑輝、そして麗奈という女の子と交流や吹奏楽部という活動の中で変化していきます。 この作品ではそういった少女たちの心の機微を描いていきたいと考えています。